熊本市議会 2019-12-18 令和 元年第 4回定例会−12月18日-07号
しかも、輸入量がそれを超えると、即座に低関税輸入枠自体を拡大するため│ │ の協議をする規定まで盛り込まれています。 │ │ 政府は、本協定の発効で「実質GDPを約0.8%押し上げる」としています │ │ が、この試算は継続協議となった日本製自動車や同部品の対米輸出関税の撤廃を│ │ 見込んだ架空の計算です。
しかも、輸入量がそれを超えると、即座に低関税輸入枠自体を拡大するため│ │ の協議をする規定まで盛り込まれています。 │ │ 政府は、本協定の発効で「実質GDPを約0.8%押し上げる」としています │ │ が、この試算は継続協議となった日本製自動車や同部品の対米輸出関税の撤廃を│ │ 見込んだ架空の計算です。
しかも、輸入量がそれを超えると、即座に低関税輸入枠自体を拡大するため│ │ の協議をする規定まで盛り込まれています。 │ │ 政府は、本協定の発効で「実質GDPを約0.8%押し上げる」としています │ │ が、この試算は継続協議となった日本製自動車や同部品の対米輸出関税の撤廃を│ │ 見込んだ架空の計算です。
中でも米国の参加を前│ │ 提に設定された乳製品の低関税輸入枠や牛肉のセーフガード(緊急輸入制限措│ │ 置)がそのまま維持されたことで、歯止めなき輸入拡大につながりかねませ │ │ ん。
中でも米国の参加を前│ │ 提に設定された乳製品の低関税輸入枠や牛肉のセーフガード(緊急輸入制限措│ │ 置)がそのまま維持されたことで、歯止めなき輸入拡大につながりかねませ │ │ ん。
TPPの内容は,農林水産物の関税を撤廃し,重要5品目についても米や乳製品など無関税輸入枠やTPP枠を新たに設定し,牛肉・豚肉の大幅な関税引下げ,果実や野菜及びその加工品における関税撤廃なども含まれ,国会決議から明らかに違反するものであります。そのうえ,TPP対策の前提とされる貿易関税障壁で輸入米の偽装問題が発覚し,TPP対策の大前提が崩れる問題も起こっています。
農業分野については、米の無関税輸入枠、米国七万トン、オーストラリア八千四百トンの新設、麦の関税に相当する輸入差益四五%削減、特別輸入枠として小麦二十五・三万トン、大麦六・五万トン、また、牛肉の関税を現行関税三八・五%を十六年目に九%まで大幅に引き下げ、豚肉に至っては、低価格帯の従量税一キロ四百八十二円が十年目には五十円に、高価格帯の関税十年目に撤廃など、農畜産業の経営を直撃する大きな問題と考えます。
│ │ 記 │ │ 1 WTO農業交渉では、関税の大幅な削減から除外できるコメなど重要品目の │ │ 十分な数を断固確保するとともに、食料輸出国による関税の上限設定は絶対に │ │ 阻止し、低関税輸入枠の拡大は認めないこと。先進国最低の食料自給率の向上 │ │ や担い手確保にむけて国内支持の柔軟性を確保すること。
│ │ 記 │ │ 1 WTO農業交渉では、関税の大幅な削減から除外できるコメなど重要品目の │ │ 十分な数を断固確保するとともに、食料輸出国による関税の上限設定は絶対に │ │ 阻止し、低関税輸入枠の拡大は認めないこと。先進国最低の食料自給率の向上 │ │ や担い手確保にむけて国内支持の柔軟性を確保すること。